今度はダレなしっ、おもしろかった「ハプニング」

このところ雷雨が続いてますねー。 こんなに多いことって、やっぱり異常気象? 地球温暖化のせいですかね・・? なんだか地球はどうなっちゃうんだって心配しちゃいますね。
ーと、言ったとこで、久しぶりに映画見てきました。 まさに地球は、いや人類はどうなっちゃうんだってな映画ですね、「ハプニング」


M・ナイトシャラマン監督。 この人って’99年の「シックスセンス」でブレイクしたインド系の監督ですが、はっきり言って「シックスセンス」以外はどうもダメ・・ なんか思わせぶりに意味不明にダラダラひっぱって、最後、結局何だったのー?って、ツッコミというか、文句言いたいのが多くて、(サインとかヴィレッジとか。)今回も心配だったのですが・・・ いや、今回もわからないっちゃ、わからないんですが、今回は最後まで飽きずにみれました。 
つまんなかったら途中でトイレ行こうって思ってたんだけど、最後までそんな時ありませんでした。 
こういう映画はダレがないのがいいね。


CMでよくやってたショッキングな映像はもう冒頭のものです。 ゾンビ映画のように、最初っからハプニングというだけあって唐突に始まります。 セントラルパークに不気味な風が吹いたかと思うと、公園でくつろぐ人々の動きが止まる・・ ほどなくして彼らは自ら命を絶っていくんです。


いったい何があったー?って考える間もなく、その現象はどんどん広がっていく。
人々の間ではテロ説、ウイルス説、政府が秘密理に開発してた神経ガスが漏れただのー 憶測と噂だけが広がり、皆どんどんパニックに陥っていくんですね。 で、主人公夫婦をはじめ、NYの人たちは、安全な場所を求めて右往左往、しかし行く先々に待ち受けるように、そのハプニングはついてまわるのです。


ある日唐突に始まるってのは、ヒッチコックの「鳥」を思い出させますが。 「鳥」ならいちおう姿があるものですが、今回はその正体すらつかめないってのがコワいとこです。


「植物説」みたいなのが主人公の理科の先生から出てきましたね。 植物が出すある種の化学物質が人間の脳の機能を狂わせるっと言ったような。 それが風に運ばれて・・(花粉症のようなもんか??)
しかしそれにしたって、なぜ急にそんなことが起こったのか。 それは誰にもわからない。
しいていうなら、さんざん自然破壊してきた人類への復讐でしょうか?



最後はシャラマン監督お得意の(?)テーマ「愛」がでてきます。 今回は夫婦愛でしょうか。
どんな状況に陥っても変わらないものー それは「愛」
最後まで愛する人を守りたい。 もし死ぬ時が来るなら、最後までその人と一緒にいたい。。


酷い映像も続きますが、最後はここでそのカタルシスとなりますね。
今回のはわざわざ見に行っても満足です。 って、今回のは招待券で行ったからタダなんだけど・・ へへっ。


しかし地球温暖化もたいへんそう。 毎年、変だね、変だねって言いながら、やりすごしてると、ある日ハプニングはやってくるのでしょうか・・・ コワいっと。


今日はやや涼しくて助かります。。