我レ25の時って・・

火曜日からボチボチ仕事に行き出しました。 なんとかペースを取り戻してきました。 食欲はいまだにないんですけど・・まっ、それはそれでいいかな。 その前がちょっとひどかったから。 いいダイエットだ。

さて、ニュースを見ると日曜日の惨劇があまりにもショックだったのか、いまだにトップニュースで出てたりする。 犯人25才、その動機の背景も見えてきて、わかるところも、わかんないとこも。
あんまりやってたので、自分の25才の頃を思い出してみた。 25才の私は・・今とそんなに変わらないかなあ。。 やっぱり一人で寂しくて、落ち込んだり、少々つらい時期でもあったっけ。

語学遊学しながらのアメリカから帰ってきて、次に私が目指したのは、女優になるーだった。(笑わないでね。)
元々ミーハー、堅実に会社勤めするーなんて、考えられなかった私は、自分が何が好きだろうって思って、思いついたのが、子供のころから好きだった歌か演技ー。 なんて言ってしまうと、おこがましいけど、要は会社勤めがしたくなかった、なんとか、それをしないですむ方法は・・なんて考えて、歌はそこそこ旨いと思ってた、学芸会ではいつも主役だったーもしかして才能あるかも・・なんて単純に考えた結果でした。  そこでも最初から挫折かな。 皆さんご存じの大手の劇団など、いくつか受験したんですが、軒並み落ちて、最後に拾ってもらったのが、まあ、芝居好きな人は知ってる人は知ってるってな中堅劇団。 ちょっと最初から違うなーって気はしたんだけど、それでもしばらくは夢に向かってー楽しいこともありました。

しかし、やっぱり現実はきびしい。。 そもそもテレビ、映画に行きたかったら、(どっちかっていうと、やっぱそっちですよね。。 ミーハーだから。) 他のやりかたのがよかったのかもしれないけど、その時の私は何がいいのか、まったくわからず、とりあえず劇団ならってとこで入ったもんですが、そもそも舞台とテレビ、映画じゃ違うんだよねえ。 (ってそっちに行けば成功するというものでも、ありませんが。) だんだん貧乏になるし、それでも芝居が好きだからって、みんな続けていくんだけどさ。 それにも身が入らなくて。。
いつしか私はフリーターが本業になっていた。 そして25の頃。


あ~アメリカに戻りたいなあ・・なんて思ってたころ、当時の友達がアメリカ人と結婚した。
なんだか羨ましくて、悔しくて泣けてしまった。 彼女がアメリカに行けるってだけで。

そのうち、就職してた友達は貯金ができたり、余裕がでてきたかポロポロ海外旅行なんてのも行き出した。 しかし、当時の私は、今と同じくアメリカどころか、海外なんてとても行ける余裕はなく。(当時は時給も安かった。)
また出合いもなくて、彼氏がいないのも同じでした。 

暗い洋服屋の倉庫で、もくもくと一人で値札つけしながら、泣いたこともありました。
何やってんだよ~・・・って。 これがアンタのやりたかったことなのかい?ってな。
今の置かれた状況と、明日の見えない苦しさってのは、その犯人の気持ちもちょっとわかるなあって。。
 あー、でもそれって、みんなそんな時期ありますよね? それにそうなっちゃったのは、自分の責任でもあることですし。

しかし、人生は悪いことばかりじゃない。 だって、それから私は、れいの7年腐れ縁男とも出会い、恋もして、もう行けないんじゃないかと思ってた海外にも結構行けましたし。(ただしアメリカじゃないんですけど。 またそれも楽し。) たぶんそれからも、けして堅実な人生の歩みとは行かなかったけどね。
でも、元々ミーハーの私には、それはそれでよかったんじゃないかあ。

今はまた、そのツケが・・・・・ (--;  はあっ・・



だから25ぐらいで、一生の人生が決まったみたいに思わないで下さいよ。
いくらでも、どう転ぶかもやってみなくちゃわからない。
自分で自分の可能性を潰すようなことするなっ。 まして、ヒトの人生を壊すようなこと、絶対してはいけないよ。 亡くなった方々は若い人が多かったな。 まだずっと続いていくはずだった人生や、可能性が一瞬で失われた。
こんな事件が起こるたびに悲しくてたまらない。 もう2度と起こらないで。 切に願うよ。。


と、私も頑張ろうっと。  人生はまだ終わらない。