皆さん良いお年を・・・っで今年は〆たはずでしたが、また書いちゃった。 だって~お休みになっちゃったんだもーん。 え~昨晩は朝までテレビ。 SPのアンコール放送ですか? いやや、「相棒」の方を見ちゃいました。
意外とおもしろかった。 水谷豊さん、結構昔から好きな俳優さんです。 思い出すのは、「傷だらけの天使」のアキラや「熱中時代」の北野先生ですが、最近の若い人はもう知らないか。
しばらく見ない時期もあったけど、最近はすっかりこの杉下右京が板につきましたね。
いつもキャラを自分のモノにしちゃうのがすごいです。
ゴールデンタイムはずっと「吉原炎上」。 名取裕子主演なんかで、以前映画にもなりましたね。
私はこういうの、ほんとはあんまり好きじゃないんだけど。。 他になかったし、若手の観月ありさが主演ってのが、ちょっと興味をひいたもので。
いや~ 意外によかった。 初々しい少女のころから、吉原に入り、苛酷な出来事に見舞われながら、強く成長していく主人公の稟とした美しさ。 観月ありさも女優になったなあ。
お定まり、吉原の中で悲惨な運命に見舞われる女郎たち。 一見華やかに強気に生きていきながら、最後は病気になったり、殺されたり、自ら死んでしまったり・・ みんな悲しすぎるじゃないの。
主人公の久野ちゃんも、いつかは添い遂げられるって心の支えにしてた幼なじみとの恋が、実は嘘っぱち、
すでに彼氏には奥さんも子供もいて、「女郎は女郎」なんてひどい事言われ、ボロボロに傷ついちゃったりするわけですが。 あ~ しかし捨てる神あらばって運命の出会いがすれ違いでやってきたんですねえ。
相手役が東幹久ってのが・・ちょっと・・他の俳優おさえられなかったのかしら? まあ、いいや。
ドラマとはいえこんなすばらしい出会いがあるものか。 ちょっと羨ましいですよ。
大蔵省(だっけ?)のお役人の彼と遊女の身分違いの恋。 でも彼は本気だったのですね。
大金を使ってまで久野ちゃんを身うけしたいとまでいうのですが、久野ちゃん、何ゆえに断わる?
「身うけされるという事はまたお金で買われるということ。 あなたとだからこそ、そんなことされたくない。 自分の力で吉原を抜けた時、あなたに会いに行きます。 その時あなたには奥さんがいるかもしれない。 だけど1度だけ会ってください。 そして「よく頑張ったね」って一言言葉をかけてほしい。」 それで私は満足だーと。。
おう~ またそんなこと言っちゃっていいのかあ。。 これまた悲恋ですかあ・・
って、私はあきらめていたのですが。 その後ドラマのクライマックス吉原炎上。
これで吉原自体なくなっちゃうわけですが。 (それ、よかったじゃん? そんなもんなくなって。)
その後彼女がどういう運命をたどったのか。 それはカットされてましたが。
最後はそうですよ、 その彼に会いにいくんですねえ。
すると彼はあの別れの日の約束通り「よく頑張ったね。」って久野に声をかけるんです。
あ~ 覚えててくれたんだあって、これだけでも嬉しい。 しかし、しかし・・彼は言った。
ずっと待ってたー って。 え~ そんなことアリですかあ !?
大蔵省のお役人の彼がそんな遊女との恋を貫いて、ずっと待ってた、そして二人は結ばれるー
って、そんなことあるのでしょうか? あまりにもできすぎてるーと思いつつ、なんか感動~
人間生きてみるもんだね。 あんなつらい事の後にこんな素敵なことが待ってたなんて・・・
年超しとしては最高の結末です。
あ~ 来年は絶対恋がしたいなあ って、なんだかウルウル熱くなってきちゃいましたよ。
さて、今日こそは早く寝ようっと。 明日は墓まいり(って、これが晦日の行事なの)の後はオカンの手伝い。
その後はまたテレビざんまいになりそうです。
明日はたぶん書いてる暇もないでしょう。 では、ほんとに良い年を。