誰しも人間、得手、不得手があるもの。 私の場合、子どもの頃から手先が超不器用だった。 一番初めに思い知ったのは小学生の時、学校の授業の一環でナイフを使った。 ナイフと言っても果物ナイフで、まさにその果物を切る練習だったのだろうか。
と言っても、まだ子供だ。 出された果物は割と柔らかいミカン。
これをたった二つに切るだけのことだ。
今にして思えば何でそんなことができなかったんだろうって思うけど、当時はそれができなかった。 また、何でそんなふうになっちゃったんだろうっても思うんだけど、クラスでただ一人指を切った。 それも1回ではない。
なぜかナイフを入れるたびに指を切るから、先生のがあわてて止めた。 そんな事があった。 先生もたぶん、びっくりしたろうなあ。 そんな子、前代未聞・・・?
久しぶりに思い出した。
今日はまた仕事がないので、その普段やらない作業現場の日雇い仕事に行ってみた。
はい、今回は待機要員じゃなくて、晴れて本要員。 やっとお金が入るぞ~
っと、昨晩はやっぱり気が焦って一晩中眠れなかった。
ついに朝になってしまい、一睡もせず向かうことになった。
まあ、でもそんなことはどうでもいい。 とにかく今日1日頑張ればー
とりあえずのお金が入る。 それで数日しのげるだろうって。
ただ一つだけ不安要因があった。。 それが的中してしまうとはー(><)
こういう日雇い系の作業ってのもいろいろあるんだけど、工場はもう絶対無理だと思うから、倉庫系を選んでます。 この倉庫仕事ってのも、またいろいろあるんだけど。。
現場に行ってみないと、実際どんなもんかわからない。
一様に書かれてあるのは、誰でもできる簡単な仕事ですー
これがミソ。 誰でもできる簡単な仕事です・・・ これが意外と簡単ではない。
確かにできる人にとっては簡単なことだし、普通に考えても何ができないの??である。
できるよー できるんだけどね。 ただできても意味がないのだ。
倉庫ってのは、やっぱりすごい物量を処理していかなくてはならないから。
1個できましたー で終われないのだ。 あたりまえだが。
ある程度のスピード、できる人は機械のようにやってくわけだ。
それが・・ それがー できない~ のだ。
こういうのも、昔もたまにあるって聞いたことはあったが。まさか自分に来たか。
担当者から、仕事にならないなら帰ってくれー っつの。
こういう事を言われたらどうするか。 ん~・・・
もう少し、もう少しやっていけば、少しは慣れてくるから、やらせてもらえるようお願いするか。 ん~ だけど皆さんと同じスピードでできるかどうかはわからない。
一瞬考えたけど、帰る方にした。 え? お金は?? だけど・・・
寝てなかったのもちょっと辛かった。
私は何をやってんだろうって、やや自己嫌悪に陥るけど、どうしょもない。
うちに帰って午後ローを見て、また一瞬ゴロっとしたら、知らないうちに寝てしまった。 起きてもまだ5時。。 うわ~ まだ仕事やってんだな。 長い・・・
やっぱり帰ってきてよかったのか、なんてものちょっと思ったり。
重ね重ね、遠距離通勤にめげず仕事更新しておくんだった。。
まさか次の仕事がこんなに見つからないとは。
もう10月だよ。。。 今月こそは何とかしないと。