「怪談」見てきました

うわ~ 今日はまたなんて天気だ! 大雨になったり晴れたり、そんで雨降ってる割に涼しくない・・ってかこの蒸し暑さ! なんか最悪~ はいはい、今朝はまず先週面接に行ったとこからの落っこち通知。 面接の時から、応募者多数なんでって言われて厳しいなあとは思ってたんだけど、朝から聞かされるとガックリだよ~
区役所からは確定申告してませんよって催促。 さっそく行ってきたら、住民税だよ~ 金はなくても取られるのか~ って暗い気持ちに。 このままじゃ帰れないわ・・

それで行ってきました。 今年の夏は私の好きなホラーも、なかったじゃないのっ、こないだの「ほん怖」にはがっかりしたし、これはもうこれを見ないではいられないーっと、黒木瞳の「怪談」です。
見ましたか~? 「リング」の中田監督作品というから、これは怖い、おどろおどろしい世界を期待してたんだけど~ その意味ではちょっとはずれたかな? まあ幽霊が黒木瞳さんじゃ、貞子や伽耶子(呪怨の)な訳にはいかないか。 だけど別な意味で楽しめたかな。

「真景かさねが淵」ってのは知らないわ。 まあそこで時を経て、自分のお父さんを殺した男の息子とは知らず、結ばれてしまうのが、そもそもの因縁だったのですか。(でもこのへんはどうでもいい感じ。すいません)  年上の女が若い男の情熱に押されて、恋に落ちていくさまは、う~んわかるなあ。
特に新吉役の尾上菊之助、いいですね~ 歌舞伎で鍛えた(?)あの目線、女をとりこにしそうです。

豊志賀(黒木瞳)は元々情念の強い女だったのでしょうか? それとも新吉がそうさせてしまったのか?
はたまた、ふたりの因縁のなせる業か? 新吉を愛するあまりにだんだん壊れていってしまうんですねえ。 最初はあんなに惚れた女だけど、こうなるとちょっと疲れてくるのが男の性。 あんまり思われすぎてもダメなのよね。 そこに現れた井上真央演ずるお久。 

あ~、こういう女の子って年増女の敵~ 大人の魅力の年上女とは正反対の初々しさ。 年増に疲れてくると、やっぱこういう女の子がいいーと思ってしまうのでしょうか? ふたりで駆け落ちを画策した夜、
豊志賀が死んでしまうのですね。(何で死んだんだろう? ふたりの密会を察して??)
さ~ ここからが怪談本番って感じで、私としちゃドキドキよ。


最初の出番は怖かったねー! 新吉の家を訪ねてきて、これからお久と駆け落ちしようってとこで、「どこに行ってもいいよ。 そのかわり死に水はとっておくれ・・」って。 でも、もうその時は死んでたんですね~ どこ行ってもいいよーとは言いながら、「この後、女房をめとれば取り殺すー」なんて遺書を残して。 だから女は怖いって。


かわいいお久が殺されたのが始まりで、(ちょっとかわいそー)その後新吉につきまとう豊志賀の影。 その情念の深さよ。 新吉じゃなくても、どこまで苦しめるんだ~って叫びたくなりますね。
しかしかわいそうなのは、お久やその後結婚するお累よ。 またなんであんなに、新吉に夢中になるのかとも思っちゃうが。 新吉に関わらなければ、あんな不幸なことにはならなかったのに・・

情念、怨念、因縁の日本独特な怪談世界を描こうとするのは感じましたね。 でも私としては、もっとも~っと怖くおどろおどろしてやってほしかった。 黒木瞳さん前半は大健闘。 汚れな感じもよく出てました。 怖かったよ。 後半もっと出てほしかったですねえ。


あ~ 台風来るんでしょうか? 明日は健康診断についに行くことにしました。 2年ぶりなんで、どんな結果がでることやら。 胃検査申し込んだのはちょっと後悔。 やだな~ バリューム飲むの。

今日はもう何も食べないよん。